ダイノマシンを使わないEFIチューニング講習
HRDでは、ディレクトリンクを導入の際に2日間の講習を行わせて頂いております。
ダイノマシンを使用しなくてもハーレーダビッドソンのフューエルインジェクションシステムを高い精度でチューニングする講習を行うことが可能です。
ディレクトリンクは、ハーレー純正のEFIシステムをそのまま使いECM内のマップを書き換えるリフラッシュタイプのチューニングキットです。
ハーレーのEFIシステムは、年々複雑になってきており、オープンループからO2センサーが導入されたクローズドループ採用、電子制御スロットルの採用、BCMの採用など常に進化しております。
それに加えて、多くのエキゾーストシステム、エアクリーナーなど販売されており、全ての車両をマニュアル的にチューニングを行うのは非常に困難な状況です。
最適なチューニングを施すには、車両の仕様、状態に合わせて、適切に分析できるエンジンに対しての高い知識と技術が必要となります。
HRDの講習では、純正のナローバンドO2センサーを使ったチューニング方法と外付けのワイドバンドO2センサーを使ったチューニング方法の両方を実際のバイクを用いて行います。
また、純正システムをそのまま使用しますので、ハーレーダビッドソン社がどのようにEFIを設定し走らせているかを知ることもできます、各センサーなどのシステムを理解することができるので修理/メンテナンスにも非常に役に立つ技術になります。
講習期間:2日間
講習場所:基本的には、ショップ様まで私がお伺いして講習させて頂きます。そのためチューニングできる車輌を1台ご用意していただきます。
講習内容:
- - - - 座学 - - - -
- ハーレーDelphi EFIシステムについての概要
- オープンループとクローズドループについて
- ナローバンドとワイドバンドO2センサーとは?
- 大気圧とMAPセンサーについて
- 充填効率(VE)とは?
- 空燃比テーブルの設定
- 電子制御スロットル車輌について
- etc.......
- - - - EFIチューニングデモ - - - -
- 各センサーデーターの記録方法
- ナローバンドO2センサーによるVEのデーターサンプリング方法
- ワイドバンドO2センサーによるVEのデーターサンプリング方法
- 各テーブルの設定方法
- etc.......
HRDのEFIチューニング関連記事は、こちらのブログからご覧になれます。
*現在、講習ではDirectLinkのフラッシュチューナーを使用させて頂いております。
詳しくは、HRD 田村まで、お気軽にお問い合わせください。
電話:080-4383-8830
メール:info@hrdperformance.com